« Zaon Flight Systems - PCAS MRX-A -UPDATE | トップページ | Path.cz • Fórum • Zobrazit téma - MapSource registry FIX »

2009.10.05

風を聴け: 初(?)ソロは地上滑走

リンク: 風を聴け: 初(?)ソロは地上滑走.

この話題は、訓練生をあげつらうものではなりません。
いろいろな条件の中で、インストラクターが訓練生のモチベーションを維持してあげたいと言う気持ちから、限界の判断をしてソロのエンドースをすることもあると思います。
そう言う場面は良く見かけますし、僅かに背伸びした状況の中で訓練生が伸びて行くのは良くあることと思います。

ただ、あまりに私の認識とかけ離れていると、違和感を感じます。

このフライトがインストラクターサイドからの表現になると、
「管制官の判断ミスで離陸許可が取り消されるというハプニングがあったが、出直して無事初ソロが出来た」(とあるBlogからの引用ですが、文書を意味に沿って改変)
となっています。

1NM FinalをC-172が降下中に、”No delay”の条件付でTake offのclearanceを出したタワーを”判断ミス”と言って良いものだろうか?
たしかに厳しい条件で初ソロと知っていれば絶対に出さないclearanceと思うが、タワーは初ソロと知っていたのだろうか?
全体のATCを聞くとタワーも最初は知らず、出直しでは気付いて注意していたように思う。
こう言う場面では、出来ないことには出来ないと言えることが必要だろうし、インストラクター側はそう言う判断が出来るように仕上げてからソロに出すべきと思う。

また、出直しの場面では、間違いなく無事では無かった思う。むしろ危険だったと思う。
ATCに反応しなかったのは非常に似通ったコールサインの僚機がすぐ後から離陸したために、ATCのコールを判別出来なかったのかも知れないし、無線が壊れていたのかもしれないが、ひたすらup windを1600feetまで上昇しまう判断は無いと思う。
強制着陸のATCの指示を復唱していながら、T&Gをリクエストしたのはおそらく自分が危険なことをしている認識が無かったのだろうと思う。

このフライトから戻った訓練生にインストラクターはいったいなんと声を掛けたのだろうか?
本当に上に引用したようなことを本当に言ったのだろうか?

シルバー・ウィークの期間のATCを聞きなおすと、この訓練生は同じインストラクターと一緒にトラフィック・パターンだけ繰り返しており、100%ソロ狙いのワンパターンでの仕上げそのものだった。
本当に限られた条件の中だけでソロに出ることを想定した方法で、何か例外があった瞬間から判断が出来ず破綻する落とし穴のある方法だったりもする。
この訓練生の方は何も無ければ安全にソロが出来る技量の方と思うが、ワンパターンの繰り返しで、判断をすると言う訓練が足りなかったのだろう。

この話題は、訓練生をあげつらうものではなりません。
しかし、”一生懸命訓練したのだから、午後帰国の前に何とかソロに出してあげたい”的なウエットな判断でソロに出したとしたら、それはインストラクターがいかがかと思う。
ATCを聞いていただけですべてを見ていたわけでは無いので結論は出せないが、何も知らずに同じトラフィックを飛んでいたとしたら、ATC側が正しいと思う。

Blogの記事の表現は商売的なもので、ヨイショしているけれど、実際にはきちんと教育がされていることを期待したい。

リンク: 風を聴け: 初(?)ソロは地上滑走.

2009 10 05 08:25 PM [Glider] | 固定リンク

トラックバック

この記事のトラックバックURL:

この記事へのトラックバック一覧です: 風を聴け: 初(?)ソロは地上滑走:

コメント

コメントを書く