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2009.07.21

dbx by NE571 & DNR by LM1894

0907211大学生の頃、カセットテープレコーダーのノイズリダクション用に外付けで作ったのが、Signetics社のNE571を使ったdbxモドキ。
1台は秋月だったかどこかのキットの基盤で作り、そのデットコピーで2台目を作り、録音再生同時に使えるようにしていた。
その後、就職し、転居が増えるとオーディオラックもだんだんとリストラされてしまい、物置の段ボール箱の肥やしになっていた。
去年、プログラマブル電卓のCASIO FX-602Pを探していて見つけたので、あることは解っていたのだが、今更カセットテープの時代のノイズリダクション装置もどうかと放っておいたのだが・・・

0907212ここのところの弱電工作遊びで自作完成基盤が出て来た。
用途が思い出せなかったのだが、乗っていたNE571と言うICをネットで調べると、このdbx的なノイズリダクション装置の基盤であることが解った。
さらに、おもちゃ箱をひっくり返すと、ケースやロータリースイッチ、等々一台分のパーツが出て来た。
製作マニュアルも出て来た。
そんなこんなで、俄然、完成させようと言う気持ちがメラメラと・・・何に使うんだ?

ともあれ、現存の2台を清掃して動作確認をした。
一台はオリジナルの基盤を模して作ったデットコピーだった。こちらの方は問題無く動いた。
ただ、オリジナルには無い切り換えスイッチがある。”LO.C”とレタリングがあるので、ハイパス・フィルター動作なのかも知れない。
オリジナルの方は残念ながら、片チャンネルが動かない。
どうもゲインコントロール端子へ回る信号がダメな様である。
回路図が無いので適当に電解コンデンサなどを交換してみたがダメだった。残念。
こちらは後付で付加回路が入っていた。
LM1894を使ったDNRである。dbx & DNRとは凝ったことをしてあるものと感心したが、DNRは再生だけで用いるものなので、変な取り付けになっていた挙句、使わない時には回路を物理的にスルーするのではなく、ゲインコントロール端子をグランドして、ゲイン0(何もしない)で回路を通るようになっていた。
ICのデータシートにもそんな記述は無いので、キットを作った人のアイディアだろう。

作ってから30年近く、使わなくなってからも4半世紀経っているものに時間を割いて良いものだろうか???
どうしたものか・・・オリジナルを直すか、もう一台分材料があるから作ろうか・・・
全く生産的ではないのだが。

07/22追記
結局、一晩格闘して諦めた。
オリジナルの基盤は片チャンネルが動作不良だ。回路を解析したり、パーツを交換したりしてみたが無駄だった。
基盤だけの完成品も動かなかった。
それぞれに、今日の日付のメモを付けて、また、物置の段ボール箱の肥やしになって貰うことにした。
dbx自体、カセットテープが無い時代に使う用途は限られている。ダイナミック・レンジの大きなアナログ信号をデジタルで処理する際に解像度が足りなければ、こう言った物で一旦圧縮してからA/D処理、D/A処理後に伸張してやれば良いかも知れない。
しかし、今のところそう言う用途も無いし、IC自体廃盤なので今後そんなことをすることも無いだろう。
ただ、DNRだけはATC用のAM受信機のノイズ抑制に使えそうなので、基盤を外して単体として再利用することにした。
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むかし、ちょっと付き合っていた女の子に駅のホームで偶然再開したようなものだった。
ちょっと、ときめいて、でも、しばらく話すうちに月日がお互いの体重と皺の白髪の本数を増やしただけだったことに気付かされたようなものだ。

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電車入線してくる如く、佐川急便のお兄ちゃんがレベル検出用のIC(NJM2072D)とアナログスイッチのIC(74HC4066)を持ってきてくれた。
リンク: 風を聴け: 6台目のミキシングアンプ:旅と放浪の日々:So-net blog.
の準備が出来てしまった。

忙しいのだ。

2009 07 21 11:39 PM [etc] | 固定リンク

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