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2009.06.28

Taxi Clearance

FAAとICAOのTaxi Clearanceの相違で要注意なのが、Taxiの限界点。
GuamでエアラインがターミナルからタクシーウェーJを経由、24Rを横切り24Lに入らず手前で待つ場合のATCは、

FAA :
Pilot : Taxi to RWY 24 left via taxiway J. (24Lまでにある滑走路(24R)の横断を含む) 

ICAO :
Pilot : Taxi to RWY 24 left via taxiway J. (24Rの手前で一旦止まる)
ATC : [機番] Cross RWY 24R. (横断にクリアランスが必要、概ねATC側が自動的に指示)

と言う違いがあり、日本では時折滑走路への誤進入がある。
逆にICAO基準の日本からGuamのようなローカル空港へ行くと、ATC側から”さっさと行きやがれ”的に煩がられる。
もっとも、英会話で意思疎通がキチンとしていると、”24Rを横断しても良いですね?"と聞いても””横断下さい sir.”の様に敬語が用いられる。

「090619_JAL982.wma」をダウンロード
この例は6/19の深夜、JALWaysがグランドでIFRでの出発のクリアランスを取り、ランプへプッシュバック依頼、タワーへタクシークリアランスを取って出発していく様子。
クリアランスを取る相手が変則なのでATCの指示をきちんとしていないと面倒になる。Guamはタワーとグランドを分けていながら、実は一人でやっているので、ランプ以外のことは間違って送信しても通じてしまうのだが・・・
この例ではランプで手間取って、タクシーを開始するも、タクシーの限界点で確認でさらに手間取り・・・タワーから「24Lへ行くには24Rを横断しなきゃ行けないだろ」的なATCをされると言う気の毒な例。
パイロットにすれば、「日本なら”24Rを横断してください”って言ってくれるのに」と言うのが本音だろう。

「090628_JAL982.wma」をダウンロード
この例では、着陸機が20NMに来ていたので、”遅滞無く行け”と言うATCの指示だったのだけれど、CrossRunwayと停止位置の確認を繰り返したので、最後はタワーから”YES”の一言で済まされる例。
タワーとしては10分程度で着陸機があるので、982便を24Lの手前で”Hold short of RWY 24L at J"させ、着陸機は手前のG Taxiwayから出せればスムーズに行くと考えたのに・・・と言うところでしょう。

大変だなぁ。


2009 06 28 12:52 PM [Glider] | 固定リンク

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