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2008.01.23

MEMS 2008レポート昆虫に電子回路をつないで飛行を制御

リンク: MEMS 2008レポート昆虫に電子回路をつないで飛行を制御.

以前、航空機の姿勢制御の件で学生さんからQを頂いた件を書きました。
リンク: 風を聴け: Paparazzi - The Free Autopilot system.

件の学生さんに拠れば、「ジャイロには積分誤差があるので指導教授が嫌がっている」と言うことで、RTK-GPSに拘っていたようです。
しかし、RTK-GPSによる制御は既存技術で研究対象にもならないので、下記のようなコンテストでは使用を外されてしまっています。
リンク: 第2回GPSロボットカー学生コンテスト開催~GPSの測位データでロボットを制御!.

まぁ、そんなわけで、修論としての研究なら完成度としては低くても、アイディアとして光るものが有ったら良いのになと見ていました。
そんな折、このリンクの”MEMS 2008レポート”が目に入りました。

「MAV(Micro-Air -Vehicles)」とも呼ばれる微小な飛行物体へ昆虫をセンサとして利用する研究です。
人間の脳波はずいぶん研究されていて、事故で手足を無くされた方のためのロボット義肢は以前から開発されています。
こう言ったことを昆虫で実現する訳ですね。
MAV空中姿勢の制御は、その反応速度と重量において昆虫をセンサに利用することはメリットがあるようです。

しかし、問題点はI/Fのための電極プローブを昆虫に埋め込む過程で、昆虫が死んでしまったり、寿命が著しく短くなってしまう点。
レポートを読んでいると、幼虫~蛹~成虫への変態の過程で、蛹の状態でプローブを埋め込むと90%がremade(再生?)してくるとか。
昆虫は蛹のステージでは再生医療で流行のES細胞状態になるのでしょうね。
(子供のころ・・・約40年前? カブトムシの幼虫を飼っていたとき、途中で蟻に襲われて蛹が食い荒らされた時、変態のステージ毎で死ぬもの、何とかなるもの、体の一部が欠損するものとあったことを思い出しました)

日本には”養蚕業”のための国の試験研究機関がありました。
今は養蚕は産業として廃れてしまったので、下記のような機関になっています。
リンク: 蚕糸・昆虫農業技術研究所 ホームページ.
しかし、蚕の変態に関する研究も行われており、巧く組合わせれば昆虫センサの高精度・効率的な生産技術も開発できるのでは?なんてこともつらつらと思い浮かびます。
日本が味噌醤油で醸造技術に長けていたために、味の素や製薬で長けたように。

件の学生さんの大学には養蚕技術にルーツのある学部もあるので、幅の広い見地で研究するもの面白いかなぁ・・・・

と、無責任に思うわけです。

2008 01 23 12:05 PM [GPSGlider] | 固定リンク

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