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2004.07.31

滝川スカイパーク遠征

滝川スカイパークへ行って来ました。滝川と言えばグライダーパイロットなら必ず耳にしたことがある、国内有数のコマーシャルベース(SATA:(社)滝川スカイスポーツ振興協会)で成功しているグライダー滑空場です。
IMG_2904e.jpg今回は、自家用機で行って来ました。それも、陸単パイロット2名、教官1名、練習生3名の計4名と言う豪華な布陣です。(なに?2+1+3は4じゃない?まぁ、いいじゃない)
パイパー・ターボアローで松本空港から秋田空港経由で約3時間半。北海道って近いんですね。

でも、着いたら前線が近づいていて雨模様。これじゃ飛べないなぁと思いきや、これが滝川名物の前線で、慌ててASK21をロバンで曳航してしてもらって上がると、程なくして前線 (weather front) が発達、その前線の前面で小1時間滞空を楽しめました。

あ、この前線でのソアリングは複数が連なって行ったり来たりするため、"前線音頭"と当地では呼ばれているそうな。

IMG_2911e.jpg"前線音頭"はそれはそれで楽しいのですが、前線が発達するまでは0~2kt/secのサーマルで渋く粘っていました。滑空場へすぐに滑り込める位置で粘りますので、高度も低くおのずとこんな感じで、ガーグルを組みます。

訓練に来ている・・・訳なんですが、こうなっちゃうと物見遊山の観光客と化して、操縦は後席教官に任せて写真撮影に徹しちゃうわけです。後で聞いたら、上で飛んでいたT2も写真撮ったり手を振ったりの観光客化していたとか・・・


IMG_0050e.jpg悲しくも下をへばりついているとこう言う写真になります。見た目にきれいなんですが、やっぱり、降りる決断直前で必死に旋回しているなぁ・・・と言いながら、前席の私はカメラを構えて撮影しているのが原画では判ります。[沖山さん撮影]


ちょっとまじめに。

今回の前線は、南からから入る冷たくて湿った気団が、石狩平野の最北の深川市の盆地で留まっている”たぶん”暖かくて乾いた気団に、石狩平野がちょうどくびれた滝川スカイパークの辺りで衝突し、もぐりこみ/乗り上げながら形成されたのでしょうね。
先に上がったT2が目指したのが南西10Kmほどのピンネシリの南斜面と言うことと、前線が崩壊していくのが南西からと言うことから、たぶん、この斜面がトリガーになって発生した雲が前線になり北へ伸びながら東北東の前線(最初の写真)になる・・・と想像しています。["コンバージェンス"と言う用語の使い方に問題がありましたので、"前線"に統一しました。04.08.04]
convergence.jpg
[画像の赤い矢印は前線のライン、滑空場上空の曲がり線はGPSのトラックログ]

そのうち、ちゃんと地元の皆さんに聞いてみたいと思います。

続き・・・

その後、SATA:(社)滝川スカイスポーツ振興協会に在籍していたことがある、磯谷さんから、”ピンネシリがトリガーなのは事実ですけど、前線の雲がピンネシリを源に東北東に伸びていくのではないと思います。前線のラインは、ピンネシリよりもさらに南にあるときから、ほぼ東西方向に伸びています。滝川の南20kmくらいから雲列が視認できるようになります。 東西方向のまま、ラインが北上してきますが、東の山より西の山のほうが抵抗が大きいからか、滝川あたりでは雲のラインが東で先行してて西は遅れ気味になりやすいです。”と指摘いただきました。
やはり、気象は生き物ですから長いスパンで見ないといけないですね。

2004 07 31 12:15 AM [Glider] | 固定リンク

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